有痛性外脛骨

noppo

2011年08月04日 12:00

有痛性外脛骨の簡単な説明から。。

『外脛骨』
足の内側くるぶしの前下方(舟状骨の内側)に
出来る小さな骨(種子骨の一種)のことです。

この外脛骨は、
日本人の10~26%くらいの頻度で存在します。

この部分が、
打撲やスポーツによる負荷など、
何かの原因で炎症を起こして
痛みを発症している状態です。

偏平足ぎみの人は
体重がより内側にかかり、
症状が出やすいようです。

症状としては、
足の内側に膨隆があり、
同部分の圧痛や運動時痛で、
足全体のだるさを訴えることもあります。

診断は、
レントゲン検査で簡単に確認できるようです。


13歳 男性 サッカー
部活顧問の先生からの紹介。

約2年位前から内くるぶしの下辺りが痛く
良いと言われる病院やクリニックに通い、
リハビリ等を繰り返し行っていても
一向によくならない。

ある病院では
「成長が止まれば良くなる」

あるリハビリでは
「インソールで様子見ましょう」

お母さん曰く、
「どこに行っても治してくれない」



足の重心がかかと中心とのズレがあり内反している。



この舟状骨あたりの膨らんだ所を押すと痛い。



横から見るとこのあたりです。

本人の悪い姿勢と身体の使い方や骨盤の歪みが原因。
それと
偏平足でペタペタ歩き体重が内側にかかる事も原因のひとつ。

一度の施術で
圧痛はほぼ半減した。

約1ヶ月では
その症状も気にならない程になり、
自宅で自己療法や意識改革で現在まで痛みがないようです。



多少色素沈着があるがいい状態です!!
現在は1ヶ月に一度メンテナンスで来院しています。



後にお母さんからの追記。。

『今までに通った
 病院やリハビリの時間とお金…大変だったさぁ~』

だって^^

※症状の軽減や改善には個人差がありますのでご了承を。

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